立体動態波とは!?
立体動態波とは、吸引カップに仕込まれた3つの金属電極がそれぞれ別方向を向いており2対の吸引カップ6電極から流れる中周波電流が3次元的に干渉することにより生体深部への筋や神経に刺激を与えることが可能となり、立体的で複雑な電流のうねり感は、他の機器にはない特徴の1つです。ルーツをたどると2000年代に発売されたステレオダイネーター825(ドイツ・シーメンス社)であり、当時 伊藤超短波が国内の発売元だったと記憶しております。治療モードのみならず、当時では、まだ珍しいかったEMS機能を搭載しており販売価格が300万円以上の機器にもかかわらず注目を浴びた医療機器でした。そのスペックが継承され日本独自の立体動態波として進化を遂げESシリーズ ES-525,ES-5000,ES-8000などのヒット製品へとなり現在に至ります。
ES-525から3D MENSモードが搭載されマイクロカレントが立体動態波のように立体的かつ深部へのアプローチが可能な世界初のモードとして進化し、ES-5000,ES-8000ではさらに皮膚の状態を確認しながら治療を行えるIMモードが追加されより効果を追求した機能が搭載されました。今回 発売されたES-8000は4CHとチャンネル数が増えただけでなく3Dリリースプローブが標準装備(吸引装置セット)されており筋膜リリースの補助として手軽に使用が可能となりました。EMS機能として3D EMSモードは、不随意的な筋収縮を引き起こす、神経筋電気刺激法を立体的に行います。深部への治療が可能で、筋委縮の改善や低下した筋力のトレーニングなどに適しています。