ラジオ波治療でさまざまな症状が改善!その理由を解説

お腹や太ももの脂肪にアプローチし、痩身効果が期待できるとラジオ波が人気です。ラジオ波治療は、高周波のラジオ波を照射し、筋肉・軟部組織を緩めて可動域を改善することができます。ラジオ波が体の奥深くまで届く特性を利用し、不調の部位が深部にある場合は、その部分にまでラジオ波が届き、不調部分をピンポイントで改善する効果が大いに期待できます。本記事は、ラジオ波を使用する治療についての解説です。

 

1.ラジオ波とは

一般的に30MHz〜300MHzの高周波電磁波が「ラジオ波」とよばれます。英語では「Radio frequency」で、略してRFと表記されることもあります。周波数が高ければ振動は細かくなり、脂肪細胞などが柔らかくなり、脂肪燃焼効果を促進させることが期待できるのです。ラジオ波は美容効果が高いことで、美容業界でよく知られています。しかし、元々は医療分野でがん治療などに利用されてきました。

 

1-1.ピンポイントで治療可能

ラジオ波は、発信する電極とアースの間を行ったり来たりして、電流を流したときに発生するジュール熱を使い治療します。とくに抵抗の高い場所に熱を発生させる特性の利用で、治療する部位にピンポイントに温熱を加えることが可能で、際立った治療効果を発揮するのです。

また、痛みが生じる患部に焦点を当て、施術を行います。その結果、痛みが軽減するのです。また施術中はラジオ波の暖かさが心地よく感じられ、施術後もしばらくの間、温熱状態が持続し、体がポカポカ感じる方もいらっしゃいます。

1-2.整体治療や鍼灸治療と併用で効果が上がる

ラジオ波は、患部を立体的に温める「温熱療法」で加温も早く、施術部分の温度を3度~5度上昇させます。このように患部の細胞を直接温められ、痛めた部分の筋肉や軟部組織を温めることで、回復を早める効果が期待できるのです。一般的に、体温が1度上昇すると、13%代謝が上がるといわれています。ラジオ波治療は、整体・接骨や鍼灸の施術と組み合わせると、相乗効果でいっそう治療効果が高まるのです。

 

2.ラジオ波治療の効果

ラジオ波治療は、体の深部まで温熱が届く特徴を活かし、治療が難しい深部に不調の原因がある場合でも、改善効果が期待できるのです。そのため、ラジオ波はがんなど、さまざまな治療に使用できるのです。ここでは、ラジオ波治療の主な効果をご紹介します。

 

2-1.新陳代謝の促進で痛み改善

ラジオ波治療により細胞の温度が上昇すると、細胞を修復するタンパク質の産生が活性化され、元気な細胞が生まれ、痛みも改善します。このように、ラジオ波の照射は新陳代謝を促進させ、傷んだ細胞を修復する効果があるのです。

2-2.肩こり・腰痛の改善

肩こりや腰痛など、筋肉の深部が硬くなり、コリが発症して起こる症状についても、ラジオ波は効果が認められます。ラジオ波の施術により、血流やリンパ液の流れが促進され、その状態を維持することで、コリが発症しやすい体質を根本から改善するのです。その結果、肩こりや腰痛が起きにくい体質になります。

2-3.自律神経へ好作用

自律神経の一つである交感神経は、仕事中や授業中など緊張をともなう状況下で、働き過ぎることがあります。また、アスリートなどは試合中に交感神経が過剰に反応していることもあるのです。このように交感神経が過剰に反応するとストレスが増し、過剰なストレスからケガをしたり、肩こりや腰痛などを発症させたり、心身ともに不調を感じることがあります。

そのようなケースでは傷めた患部にラジオ波治療を施術すると、傷んだ患部の改善だけでなくラジオ波が緊張状態の交感神経を緩和させ、副交感神経とのバランスも調整されて、自律神経の不調も改善するのです。

2-4.ラジオ波施術で冷え解消

冷え性に悩む方は多くいらっしゃいます。昔から、体の冷えは万病の元といわれ、体のさまざまな部分に不調をきたします。人間は細胞が冷えると活動力が低下するといわれ、体の冷えは改善しなければなりません。冷えの代表ともいえる冷え性は、細胞やその他の結合組織が冷えることで、血流が悪くなります。その結果、筋肉は冷えて柔軟性を失い、簡単にケガをすることがあるのです。

冷え性に悩む女性は多く、不妊・神経痛・自律神経失調症・倦怠感・便秘・下痢に鬱(うつ)まで、多くの不調に体の冷えが原因しているといわれています。このような冷えに対してラジオ波を施術すると、体の細胞レベルから暖かさが保たれ、冷え性改善の効果が期待できるのです。冷え性が改善することで、冷え性が原因する既述の、不調も改善が見込めるでしょう。

 

3.ラジオ波の美容効果

ラジオ波の効果は、早くから美容業界が認めて取り入れているのです。女性ならでは悩みは、個人個人さまざまで、その大部分に対応可能なラジオ波は美容業界には欠かせない存在になっています。この章ではそのような悩みのなかから、ラジオ波の施術で改善が期待できる症状について解説します。

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3-1.美肌効果

現代は大気汚染や空調の効き過ぎなど、人の肌がさまざまなストレスを感じやすい環境です。ストレスは毛細血管などの血流悪化を招き、肌は硬くなりがちです。また、血液の流れが悪くなると、クマや肌荒れなど、さまざまなトラブルも現れます。

しかし、ラジオ波を施術すると温熱効果が生じて、硬くなった筋肉がほぐれ、筋肉本来の弾力がよみがえり柔軟性も復活します。血流も改善され、リンパの循環もよくなって、細胞の新陳代謝が進行し、シミ・シワ・くすみ・クマにたるみまでも改善されるのです。

3-2.脂肪の分解促進効果

ラジオ波は深部まで届いて、その部位の温度を3度~5度上昇させます。温度が上昇することで血流やリンパの流れが改善され、代謝を高めて老廃物の排出を促進させるのです。また、悩みの種である、脂肪の燃焼を手助けする効果も期待できます。ラジオ波は、脂肪と老廃物が結びついて固くなった、セルライトの除去や、むくみの原因である余分な水分排出にも効果的に働くのです。

3-3.肌の張りアップの効果

女性は加齢でシワやたるみが増え、ほうれい線も目立つようになってきます。ラジオ波はコラーゲンやエラスチンといった成分を増やす働きがあり、それらが増えることで、シワやたるみの改善効果があるのです。とくに繰り返し施術することで、徐々にコラーゲンの元となる線維芽細胞(せんいがさいぼう)が生成され、新しい元気な細胞が増え、張りのある肌へと変わっていくでしょう。

 

 

4.ラジオ波治療の注意点

多数のメリットがあるラジオ波治療ながら、その治療が受けられない方もいらっしゃいます。ラジオ波治療を希望する患者の安全を最優先するためですので、該当する場合は治療を控えましょう。以下がラジオ波の施術が受けられない方です。

  • 体に金属のボルトが入っている方
  • アトピー性皮膚炎や皮膚アレルギーのある方
  •  ペースメーカーまたは医療電子機器を移植されている方
  • 妊娠中・または妊娠の可能性のある方
  • てんかんの症状をお持ちの方
  • がんなどの悪性腫瘍や感染症のある方
  • 深部静脈血栓症の方
  • 傷や湿疹などの皮膚疾患を起こしている方

     

4-1.ラジオ波施術前後の注意点

ラジオ波の施術を受ける際、注意すべき点があります。ラジオ波施術の前後2時間程度は、暴飲暴食は厳禁です。とくに炭水化物や脂肪を大量に摂取することを避け、アルコールも禁止です。また、当日は体温が高くなっている状態も多く、体温の高い状態での入浴は避け、体温が下がった後に行いましょう。さらに、ラジオ波治療の前後は500ml程度の水分を補給してください。

 

5.まとめ

ラジオ波の施術は手もみでは難しい体の深部にある患部まで、高周波がアプローチします。そうして、そこに潜む慢性的なしつこい痛みを取り除いてくれることが、しばしばあるのです。また、ラジオ波の施術を接骨院や鍼灸院の治療と合わせて行うことで、相乗効果が発生し、患部の回復が早まります。美容効果も高いラジオ波の有効性を認める方は多く、これからもラジオ波の施術が増えていく見込みです。ラジオ波治療を体験してみませんか。

「ヒラタメディカルサポート株式会社」は、千葉県市川市にあり、長年、接骨院・整骨院の開業のお手伝いを承っております。当社は、ラジオ波施術用の医療機器(高周波温熱機器)のご用意も可能です。当社には、過去に多くの接骨院・整体院の開業に携わった経験豊富なスタッフが揃っております。開業をご計画中の先生方のご要望を最優先し、ご意向に沿った施術所の開業プランを、スタッフ一同でご提案させていただきます。整体院・整骨院関連のどのようなことでも、ぜひ当社へご相談ください。