接骨院を開業するには?信頼できる医療機器販売業者の特徴を5つご紹介

接骨院を開業するための準備のひとつに、医療機器の購入が挙げられます。施術メニューによって適した医療機器が異なるため、見極めが必要です。信頼できる医療機器販売業者から、詳しい説明を受けましょう。

開業支援のサービスや、アフターフォローが手厚い医療機器販売業者を選べば、接骨院の開業がスムーズに進み、安心して業務を継続できるはずです。そこで今回は、信頼できる医療機器販売業者の特徴をいくつかご紹介します。

 

1.医療機器を販売する条件を満たす

医療機器の販売業や貸与業を行うには、クラス分類に応じた条件をクリアすることが必須です。たとえば、不具合が起きると人体に大きな悪影響を及ぼす高度管理医療機器を扱う場合、事前の許可の取得はもちろん、各営業所ごとに管理者の設置が義務付けられています。

そのため、優良な医療機器販売業者であるかを判断するために、ホームページなどに許可証番号が明記されているかを確認することが大切です。以下で、もう少し詳しく掘り下げていきます。

1-1.医療機器のクラス分類

上記のように、許可の取得と管理者の設置が必須となる医療機器には、高度管理医療機器のほかに、特定保守管理医療機器があります。保守管理医療機器とは、保守点検や修理、管理に専門的な知識や技術を要するものです。適切な管理を怠ると、診断や治療に大きな悪影響を及ぼす恐れがあります。取り扱いに届出が必須となるのが、管理医療機器です。

管理医療機器は、管理者の設置が必須である特定管理医療機器と、不要である指定の家庭用管理医療機器の2つに分けられます。不具合が起きると、人体に影響を与える可能性がある医療機器です。手続き、管理者の設置が不要な一般医療機器は、不具合が起きても、人体への影響が極めて少ない医療機器を指します。

1-2.管理者になれる人

医療機器の販売業、貸与業で管理者として業務にあたるためには、いくつかの項目を満たす必要があります。該当の業務に一定期間従事する、厚生労働省が登録した機関の基礎講習を修了する、指定の資格や学歴を有するといった内容です。

医療機器のクラス分類によって、項目が異なります。例として、高度管理医療機器の場合、高度管理医療機器の販売等に関する業務に3年以上従事したのち、基礎講習を修了する流れです。もしくは、厚生労働大臣によって同等以上の知識と経験があると認められるかのどちらかとなります。

医療機器のクラス分類を理解し、正しく取り扱うための経験と知識を兼ね備えたスタッフが在籍する医療機器販売業者を選ぶことが、接骨院の開業を成功させることに繋がります。

 

2.開業支援の有無

医療機器販売業者の中には、開業支援も併せて行なっている業者もあります。

治療コンセプトや内装のイメージ、メインターゲットなどを明確にした事業計画を立てることが、接骨院の開業に向けた第一歩です。そこから段階を踏むと、開業場所の選定や資金調達、店舗工事といった、さまざまな分野の専門知識が必要になる場面と多く遭遇します。

すぐに相談できるサポーターがいると安心でしょう。擦り合わせた予算や施術メニューを考慮し、それぞれの接骨院と相性の良い医療機器を提案してもらえるので、スピード感のある開業が目指せます。積極的に開業支援を受けるのがおすすめです。

 

3.実績が豊富である

接骨院の開業をバックアップした実績が豊富な医療機器販売業者を探しましょう。よりノウハウが蓄積されているに違いありません。口コミを参考にしたり、実際に開業を経験した先生に話を聞いたりしながら、多くの情報を元に比較検討することが重要です。

複数の医療機器販売業者に無料相談をしてみると、それぞれの強みや対応の違いを実感できるかもしれません。実績がある医療機器販売業者であれば、過去の事例を考慮した上で、質問に対する的確な答えが返ってきます。

 

4.医療機器のラインナップが充実している

なにより、取り扱う医療機器が充実していることが1番です。医療機器を導入することで、より高い施術効果が期待できます。また、待ち時間が短縮され、業務の効率化だけではなく、お客様の満足度UPにも繋がる点が大きなメリットです。

接骨院で重宝されている医療機器の用途は多岐にわたります。たとえばベッドを例に挙げましょう。通常の診断ベッド以外にも、水圧を利用して筋肉をほぐすウォーターベッド型マッサージ器、特別な機能が備わった医療機器があります。

 

5.医療機器導入の選択肢が広い

新品の医療機器を購入すると予算がオーバーしてしまう場合、あえて中古の医療機器を購入する選択肢もあります。初期費用を最低限にしたいのなら、リースやレンタルも視野に入れてみてください。医療機器導入の選択肢が広い医療機器販売業者に、経済状況に合わせた依頼をするのがおすすめです。

5-1.新品の医療機器を導入するメリット

いち早く新しい機能が備わった医療機器を導入することで、接骨院の宣伝効果が格段に上がる可能性があります。また、メーカーの補償が付いているのも新品の医療機器ならではのメリットです。価格が高い分、相応のリターンがあると言えます。業者によって、さまざまなサポートを行っていますので、比較してみるとよいでしょう。

5-2.中古の医療機器を導入するメリット

医療機器を安く導入できるのがメリットです。開業当初は中古の医療機器を使用し、支払いの目処が立ってから新品を買い直す接骨院は多くあります。お目当ての医療機器が中古販売されるチャンスを逃さないよう、アンテナを張っておきましょう。

デメリットを挙げるとすると、整備費用が必要になるタイミングが、新品と比べて早く訪れる点です。何年使われている医療機器なのか、故障時にどのように対処すれば良いかなど、疑問点を解消しておく必要があります。

5-3.リースやレンタルで医療機器を導入するメリット

リースに関しては初期費用を最低限にできるメリットがあり又、動産保険の付帯や固定資産税もリース料金に含まれているため経費計算の簡素化を図ることができます。決められた期間内は中途解約が困難である代わりに、サイクルに合わせて新しい医療機器を導入しやすい側面があります。重要視するポイントによって見方が変わる導入方法です。

ちなみにリースとレンタルの違いは色々ありますが、一番注目すべきは契約期間でしょう。リースであれば5年から6年、レンタルであれば2年単位が目安です。

 

6.まとめ

今回は、信頼できる医療機器販売業者の特徴をご紹介しました。まず、医療機器のクラス分類の知識や、医療機器に関する業務経験の有無を証明する許可証が確認できるかどうか。次に接骨院開業のノウハウを持ち、支援の実績が豊富かどうか。そして取り扱う医療機器、導入方法の選択肢が広く、施術メニューや経済状況に合わせた医療機器を購入できるかどうか、という点です。

安心して接骨院の開業を進められるよう、無料相談などを通して、医療機器販売業者の雰囲気を確かめてみてください。困った時にすぐに相談できる関係性を築けるかどうかがとても大切です。

「ヒラタメディカルサポート株式会社」は、医療機器販売のほか、接骨院新規開業のトータルプランニングのご提案をさせていただいております。それぞれのコンセプトや施術メニュー、予算に合わせて、医療機器を導入することが可能です。情報提供や集客活動支援など、開業後のアフターフォローも充実させております。お問い合わせや無料相談のご希望などございましたら、こちらのサイトからお気軽にご用命ください。実際に開業された先生方の声などもご覧いただけます。