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複合治療器 イトー ES-5000

立体的な電流のうねりが生体深部を広範囲に刺激

立体的に複雑な電流のうねりを発生させ、広範囲に深部を刺激する「立体動態波モード」、マイクロカレント治療が立体的に行える「3D MENSモード」に加えて、筋肉に立体的な刺激を与える「3D EMSモード」を新たに搭載。「Hi-Voltageモード」、「EMSモード」、「MCRモード」を合わせた6種類の電気刺激モードにより、患者様一人ひとりの症状に合わせた多彩な治療を可能にします。さらに、「3Dプローブ」や「6極吸引導子※」など目的や部位に合わせて適切な治療が行えるアクセサリーも充実しています。
※吸引装置(別売付属品)の付属品です。

3Dと2Dの治療モードを同時に使用可能

3Dの「立体動態波モード」「3D MENSモード」「3D EMSモード」と2Dの「Hi-Voltageモード」「EMSモード」「MCRモード」を2つのチャンネルで同時に使用することができます。それぞれ独立して使用することで、異なる部位へ症状に合わせた治療が行えます。

[3D] 3次元の立体的な電気刺激で、生体深部への治療が可能。

立体的な電流のうねりが深部を刺激
立体動態波モード[3D干渉電流刺激療法]
3対の異なる高い周波数の電流が生体内部で干渉し、立体的で複雑な電流のうねりを発生させます。6点の電極から流れる電流が3次元的に干渉することで、生体深部の筋や神経にも刺激を与えることができます。また、搬送周波数をスウィープさせることで表層部から深層部まで広範囲に治療が行えます。

立体的な微弱電流で深部組織を刺激
3D MENSモード[3Dマイクロカレント療法]
微弱な電流を流すことで傷ついた組織の修復を早め、損傷部の治癒を促進するマイクロカレント療法を立体的に行います。立体動態波モードの1/ 1000という極めて弱い電流のため、ほとんど刺激がなく、神経や筋を興奮させません。MCRモードよりも深い部位への治療が可能です。

立体的なEMSが深部の筋を刺激
3D EMSモード[3D神経筋電気刺激療法]
誤操作を防ぐために電流レベルメータ、タイマ、出力ボリュームの縦のラインを強調し、カラーリングによる識別をしています。

回転モード

 

複雑な筋収縮を引き起こし、大腰筋などの深部の筋を刺激することが可能です。

3Dプローブ

施術中に手元で出力のアップダウンが行え、スイッチ操作でタイマーと出力表示をすぐに確認することができます。スイッチを押している間のみ通電する「モーメンタリ」と押すたびに通電/非通電が切り替わる「オルタネート」の選択も可能。電極の角度が変えられるので、治療ポイントに合わせて自由に通電距離を設定することができます。

6極吸引導子

 

従来の3極吸引導子を6極にすることで、3Dの治療モードを2部位同時に使用することが可能です。また、2Dの治療モードと併用して治療が行えます。

さらに効果を追求した波形と充実した機能を搭載。


高電圧で深部組織を刺激
Hi-Voltageモード [高電圧電気刺激療法]

単相性のツインピークパルス波形を用いることで、150V以上の高電圧での治療を可能とした療法です。極めて短い時間に連続した出力を行うことで、皮膚抵抗が低く抑えられ、電気刺激を深部組織まで到達させることができます。疼痛の緩解や可動域の改善などにお使いいただけます。


筋収縮を引き起こし、筋力を強化
EMSモード [神経筋電気刺激療法]

筋収縮を目的とした電気刺激療法です。自分の意志とは関係なく不随意的な筋収縮を引き起こし、筋力を強化します。筋力低下の予防や筋萎縮の改善、筋力トレーニングなど医療からスポーツの分野まで幅広くご活用いただけます。


微弱電流で損傷の治療を促進
MCRモード [マイクロカレント療法]

組織修復に重要な役割を果たしている損傷電流と同レベルの微弱な電流を流すことで、傷ついた組織の修復を早め、損傷部の治癒を促進します。一般的に、最大電流が1mAを超えない極めて弱い電流のため、ほとんど刺激がありません。神経や筋を興奮させないため、トレーニング後の筋のクールダウンやコンディショニングに最適です。

IMモード

皮膚抵抗の変化を見ながら治療が行えます。

ハンディプローブ

ハンディ電極ローラータイプを新たに加え、6種類の電極がさまざまな治療部位に対応。施術中に手元で出力の切り替えが行え、「モーメンタリ」と「オルタネート」の選択も可能です。

 

超音波治療器とのコンビネーション治療が可能

超音波治療器UST-770、US-711、US-731と接続することで電気刺激と超音波を組み合わせたコンビネーション治療が可能です。疾患部に対して2つの刺激を同時に与えることができます。
※Hi-Voltageモード及びMCRモードでの使用が可能です。

多彩な機能で、症状に合わせた最適な治療が行えます。

吸引装置との組み合わせで、幅広い治療が可能

快適な治療を追求し、従来の吸引装置と比べて消音化を実現。3Dと2Dの導子の差込口を各CHに備えているので、導子の差し替えの手間もなくスムーズな治療が行えます。連続/間欠(FAST)/間欠(SLOW)の3種類の治療モードを搭載し、使用目的に応じて選択することが可能です。

治療の理解を深める情報表示画面

治療モードの説明や出力のイメージアニメーションを画面に表示することで、患者様の治療に対する理解を深めます。

安全性に配慮した機能を搭載

「オープンエラー機能」や「停止ボタン」など、いつでも安心して治療が行えるように、安全性に配慮した機能を搭載しています。

複合治療器 イトー ES-5000 仕様

メーカー希望小売価格 ¥3,278,000.(税込み)
定格電源 AC100V(50/60Hz)
定格消費電力 140VA
出力電圧 最大250V(ピーク値、500Ω負荷時)
出力周波数 最大10kHz
タイマー 最大60分(MCR、3D MENSモードは600分)、機器最大660分
電撃に対する
保護の形式と程度
クラスI、BF形
サイズ (W)343×(D)276×(H)139 (mm)
重量 約3.8kg
製造メーカー 伊藤超短波株式会社

吸引装置仕様

定格電源 AC100V(50/60Hz)
定格消費電力 100VA
サイズ (W)345×(D)35×(H)115 (mm)
重量 約8.5kg